Work 実績・事例

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受講者様の声
研修

クレームには業務や施設改善へとつながるヒントが隠れていることを学びました

対象者:施設監督者
所在地:東京都
実施日:2017年度
*原文のまま一部抜粋

Q1.受講後の感想

<前期>
・クレーム対応というと苦情をいかに上手く謝罪したり、なだめたりして処理するかといことを考えがちであるが、今回の研修によりクレームには業務や施設改善へとつながるヒントが隠れていることを学びました。クレーム申出者に対しては誠意ある対応を心掛けるとともに、クレームに謙虚に向き合い業務・施設の改善に繋げる努力をしていきたい。

・過剰なサービス競争に慣れ、住民の要求レベルが上がりクレームも過激になっている中での対応はとても難しいと思っていましたが、本日の研修により「信頼のおける第一印象で8割がた決まると教えていただきました。まずは自分がそのような立場になれるよう考えを改め、施設の方々のお手本となり、利用者満足度の向上に努めたいと思います。

・改めてクレームの基礎知識を学び、今後、当施設で起きうるクレームとつなぎあわせて受講しました。またそれぞれの施設で起きているクレーム・課題も共有でき有意義な研修となりました。各施設の話を聞く機会があり、皆さん、共通した課題を持っていることもわかりました。今後も、継続的に施設横串での課題解決の場を持っていただくと、より有意義な研修になると思われます。

・施設でのクレーム対応は比較的少ないが、クレームに発展させない対応を行っているつもりでも、何気ない対応がいつ、どのような場面で発生するかわからない。施設の2次対応者として、今回の研修により現場対応のノウハウや対応力を習得することができ、大変有意義な研修に参加することができたと感じている。

・クレームと苦情の違い、クレーム対応の基本など、頭で理解しているようでも、あらためて学問的見地からの講義や分析が大変よい勉強になりました。クレーム発生の主な原因である、言葉使い、態度、知識不足等について自らの向上を図るとともにスッタフ指導に活用していきたい。

・クレームは「嫌なもの・苦手なもの」という意識が先に立ち、「ああ、面倒くさい。」との思いが強かったが、「問題意識を持った有り難い意見である。」との考えを持つことにより苦手意識を払拭することが出来る。有り難い意見を聞くことにより、普段の仕事の質の向上取り組むきっかけにもなり、クレームを聞く意義また対応力向上の重要性についても理解できた。

・民間と異なり、行政サービスでのクレーム対応は、公平、公正さが求められる点で難しさがあると認識できた。利用者からの“クレーム”は全て“ご意見”として受け止めることが対応の第一歩と思う。その上で相手が何に不満を持ち、何を求めているのかしっかり把握し、今出来ることと出来ない事、将来できることとできないことに分け応じていくべきと再確認できた。第一印象の大切さを把握。

・研修を受け、施設のご利用者のクレームが多様化し、対応が日々難しくなっている今、クレームを「大切な意見」として管理業務上の貴重な財産に変えるためには、現場でどう利用者と向き合い、スキルを向上させていくか、という問題意識が必要だと実感しました。特に、他の施設の監督者とグループを作って、現実の施設管理上の問題点を洗い出し、それに基づいてクレーム対応を行う寸劇を行う実技講習の時間は、他の施設監督者との交流を行うこともできて、大変貴重な体験でした。研修の全課程を通じ、施設管理の最終責任を負う立場の重さをあらためて自覚しました。

・現場において、クレーム及び苦情を受けた場合に、即座に対応することの難しさを痛感しました。姿勢態度は基より、相手の立場に立ってその訴える内容を的確に把握し回答すること。言葉使い・声のトーン・傾聴のように対応する時の心得を学べたことは、今後の施設においてトラブル防止に繋がると思います。この研修は、仕事のみならず生活するうえで、人との付き合いでの大切さを学びました。

<後期>
・新たな視点での問題解決方法を学んだ。その方法とは、解決した場合のイメージを描きそのために何を行うのかというポジティブ・アプローチのスッテプを踏むやり方、およびSWOT分析である。今回も得た見識を職員すべての共通認識とし、改善すべき点を共有し改革を進め組織としての力を高めていきたい。

・各施設が競合他社を圧倒的に上回るレベルになるには、また競合他社が真似出来ない核となるものを持ち実現していくには、確りとビジョン・目標を立て、そのための戦略を立てPDCAを繰り返しながら、戦術を試行錯誤し、最終目標に到達・実現していかなければならないことを受け止めるとともに、あらためて確認いたしました。

・各施設の監督者と会話するなかで、それぞれに様々な実情があり、サービスの向上やクレーム対応も他種多様となることを感じた。当社が、「2020年・全国公共施設、おもてなしナンバー1」となるために、日々の業務の中で、2020年に向け社の取り組みプランの策定を行うことができた。施設リサーチの報告を受け、施設の現状を知ることができ大変有意義な研修であった。

・クレームゼロも必要なことではあるが、区民目線に立った施設運営を行う事によりクレームの減少に繋げ、そのためにはなにが必要かを常に考え、利用者に分かり易く、また、利用しやすい区民センターを作ることを常に考えながら施設運営に当たりたい。

・2020東京オリンピックを睨み、おもてなしNO1施設を目指す意識づけが現場に求められていると認識した。利用者に、NO1と感じて頂くためには、期待水準以上の接遇、サービスが求められる。多様な目的で訪れる不特定多数の利用者に対し、それに答える事は容易ではないが、利用者目線に立ち、身近ですぐできることから取り組んでいければと思う。まずは心を込めた挨拶から。

・講師がきれいごとの対応ではなく、クレームや難癖の実情を把握してくれているので対応の説明に説得力があった。

・各施設監督者からの、苦情、及びクレームに発展する事案を対処するための問題点を全員で、発表して、問題解決のために討論し合った。全員で意見を述べる機会があって、共有することができた。この研修により、自分の施設での相違点を再確認するとともに、各施設での処置、対応に対して、自分の意見を反映することができて、有意義な研修であった。

・前期で設定した取り組み事例をもちより、グループで討議し、問題点の精査、解決策を検討し発表した。それぞれの施設で抱えている課題や問題が分かり、有意義な発表となった。後半は「おもてなしNO.1を実現する施設づくり」という共通課題を通じて、SWOT分析という手法により、課題の討議、分析、発表を行った。今後の施設運営を行っていく上で参考となった。前半と後半でグループ編成が変わり、より多くの他の施設の方々と話す機会ができたことは、今後の横のつながりと交流という観点から、有意義なものであった。

・行政サービスは民間サービスとは違い、公平・公正が基本なので、施設運営の向上を務めるには非常に難易度が高いと感じた。クレーム対応として感情を浄化させる傾聴スキルを学んだが、その後体験として失敗してしまい、対応の難しさを痛感しました。もっと経験を積みスキルアップしたい。ポジティブアプローチによる問題解決は、組織、人の「強み」を活かして戦略をたてるという「強み」にフォーカスする手法は面白いと感じた。