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中野区と初の連携講座「シニア時代の新たな生き方」を開催
明治大学の生涯学習機関・リバティアカデミーは10月14日、中野区との連携講座「シニア時代の新たな生き方」を中野キャンパスにて開催した。本講座は、本学と相互協力に関する協定の締結を契機とした初めての試みで、地域住民ら約250人が来場した。
講座に先立ち中野区の田中大輔区長が、「超高齢化社会を我々がどう作り上げていくかを問われている。本日の題材は非常に重要なテーマだ。」とあいさつ。続いて荒川薫総合数理学部長は、本学が数理科学分野において世界的な教育・研究拠点であることを紹介した上で、「介護をする側される側にとってどういう空間が快適なのか、未来型の介護を知っていただければ」と、研究を通じて地域社会に貢献する意義を力強く語った。
第一部は、「未来の介護とシニアのセカンドキャリア」と題し、先端数理科学インスティテュート(MIMS)の安部博枝研究員が登壇。超高齢化社会を迎え、多くの人が避けて通れない介護について、数理科学研究における「快適介護空間学」を用いたアプローチを紹介し、テクノロジーの進化など、社会環境の変化に適応したキャリア形成の必要性を語った。
第二部では、東京都健康長寿医療センターの宮前史子氏が、「今日から始める認知症予防」をテーマに講演。認知症は他人事ではなくCommon Disease(ありふれた病気)となった現代で、認知症とともにより良く生きる社会についてさまざまな事例を挙げながら解説し、聴講者らは熱心に耳を傾けていた。(記事原文を引用掲載しています)